・多様なスポーツ・文化イベントを開催

「お祭りも文化祭も盆野球大会もやらなくていいのに・・・。」
そのようにお考えの方は多くおられますね。でも実は私たちの健康に重要なイベントなんですよ。
私たちは、地域での役割を得て社会参加しています。
WHO憲章では「社会参加」を健康の定義としています。
地域のスポーツ・文化イベントへの参加は、自身の健康のためです。
病院の定期受診と同様に、定期的なイベント参加をしませんか。

森のマルシェ(園田きこり農園HPより)

・賑わう図書館を起点に地域デザイン

長野県の小布施町にある「まちとしょテラソ」
「学びの場」「子育ての場」「交流の場」「情報発信の場」という4つの柱による「交流と創造を楽しむ、文化の拠点」という理念のもとで建築されました。親しまれる集いの場、親しまれる町の図書館、待ち合わせの場という意味を込めた「まちとしょ」。 

「図書館=静かに本を読む場所」という、これまでの常識を覆した新しい取組みをしていることで話題になっています。

私が留学していたカナダのビクトリアでは、図書館と室内プールが併設してありましたね。
佐賀県武雄市では蔦屋書店とスターバックスが併設。東京都板橋区では古い学校を改築して海外絵本専門の図書館をオープン。
さまざまな形の図書館が生まれています。駅の待合と図書館やふるさと市と図書館などアイデアは尽きません。
私は「人が集まるところ×賑わいのある図書館」にチャレンジしたいと思います。


・多様なチャレンジができる学び場

スポーツ庁では、生徒にとって望ましいスポーツ環境を構築するという観点に立ち、運動部活動が地域、学校、競技種等に応じた多様な形で最適に実施されることを目指しています。

今回の部活地域移行の提言のポイントは以下の通りです。

・公立中学校の部活動は「休日」から地域移行していく。
・2023(令和5)年度から2025(令和7)年度までを目標時期とし実施
(平日の地域移行も視野に入れ、平日はできるところから取り組む)

部活地域移行とは主に以下の3つのパターンです。
地域スポーツクラブ等に移行するケース
外部指導者が部活を指導するケース
教員が「兼職兼業」として報酬を得て指導するケース

そもそも部活地域移行はなんのため?
(1)少子化で学校で部活動ができない地域が増えていく状況があり、中学生がスポーツ活動を楽しむためには学校だけでは支えきれない
(2)学校部活・合同部活動だけでなく、地域スポーツクラブで、「子どもも大人も幸せで楽しい」活動を
(3)1種目だけではない様々なスポーツをどの子どもも楽しめる地域・社会に

チャレンジできる環境をまちの真ん中に整える!