・病児・病後児保育環境の推進
「子供が熱を出して仕事に行かれない」仕事と子育ての両立はたやすいものではありません。そんな子育て世代のお悩みを助けてくれるのが「病児・病後児保育」です。
病児・病後児保育とは
病気または病気回復期で入院治療の必要はないお子様を、集団保育が困難な期間一時的にお預かりし、年齢、病気の程度に応じて、看護師、保育士などの職員が保育をおこないます。
病後児保育と病児保育の違い
「病児保育」は、病気の子どもを預かる保育サービスで、「病後児保育」は、病気からの回復途中の子どもを預かる保育サービスのことです。


共働き世帯の急増に加え、親世代の就労年齢も上がっています。仕事と子育ての両立で四苦八苦している子育て世代は、このような子供のアクシデントのとき、どこにSOSを出せばよいのでしょうか。
「子供が苦しんでいるときは仕事を休まないと・・・。」なんて思われるかもしれません。しかし、現実の社会は厳しいですよね。子供といたいのはみんな一緒です。 病児・病後児保育環境は社会のひずみに対する手当てです。
・充実したマンパワーでこども園を支える

≪地域によって異なる配置基準≫
各自治体で地域の実情や保育の質の向上を考え、保育士の配置基準を設けている場合があります。
例えば、横浜市の場合は、1歳児4人に対して保育士1人、2歳児5人に対して保育士1人など、子どもの人数に対しての保育士人数が国の基準を上回っています。このように、地域によって配置基準に違いがあります。
【横浜市の配置基準】
・0歳児:子ども3人に対して保育士1人
・1歳児:子ども4人に対し保育士1人
・2歳児:子ども5人に対し保育士1人
・3歳児:子ども15人に対し保育士1人
・4歳児以上:子ども24人に対し保育士1人

職員の増員は保育の質を高めることと共に働く環境を改善します。
働く環境が良くなれば、職員のもともと持っているやさしさを発揮できるようになるでしょう。
子供が好きで先生になったのです。子供が嫌いになる環境を作ってはいけません。
・すこやかに遊べる公園の普及
知的好奇心
生き物に出会ったり、草花を見つけたりすることができます。「これは何?」「どうしてこうなるの?」と興味を抱くことを大切にしたです。
想像力
そこにないものをイメージする力も身につきます。たとえば砂場。作ったものを、食べ物や山に見立てて遊ぶことが多いですよね。
コミュニケーション能力
いろんな子どもたちが集まります。知らない子どもと気が合って一緒に遊ぶこともあるでしょう。遊びながら自然とコミュニケーション能力が育っていきます。もちろんケンカをすることもありますが、それも経験の一つ。どうやって解決していけばよいか学ぶチャンスです。
身体的な能力
体を動かして遊びます。たとえばすべり台なら、バランス感覚や筋力。ブランコなら、足と腕と腰の協応動作も経験できます。ジャングルジムなら、空間認知力も育つでしょう。遊具を使わず、鬼ごっこやボール遊びをするだけでもいろんな力が育まれていきます。

実体験が大切
実際にやってみることで、「ここはゆっくり」「捕まらないと落ちる」ということを体で覚えます。繰り返すうちに少しずつ気を付けられるようになり、危ないことを覚えます。
汚れてもいい服で、思いっきり遊びましょう!保護者の方も汚れる準備をして一緒に遊ぶことで、子供は楽しみを体験します。